そこかしです。
12月…と書くとすでに遠い昔のように感じますが、たった1ヶ月前です。
そして12月と言えばPayPay祭が記憶に新しいところ。
そんな祭りの初日に複数回決済からのキャンセル処理に遭遇したので、備忘録がてらにここへまとめたいと思います。
PayPay→Kyash→クレジットカードの三重取り構成
前提として私の支払い方法をまとめると下記の通りになります。
PayPay:メインのクレジットカードとして「Kyash」を登録。PayPay残高が足りない場合は、Kyashで決済が走るようにしている。
Kyash:自動チャージとしてMasterCardブランドのUCカードを紐づけ。
PayPay→Kyash→クレジットカードと、いわゆる三重取りの構成です。
特に問題なく決済が走った場合、スマートフォン上でPayPay、Kyashそれぞれから決済完了通知が走る…という感じになります。
PayPayからKyashへの取り消し処理は走ったが、クレジットカード自体は決済された
さて、PayPay祭りの特に初日昼頃から何度かに分けて起きた事象として、複数回決済の問題があったのは記憶に新しいところ。
私の場合、テスト利用を兼ねてファミリーマートで昼食を買う際にPayPayを使ったのですが、サービスの決済処理に負荷がかかったのか、2回ほど決済が完了までたどり着かない事態となりました。
結局、交通系ICカードで決済したのですが、その日にうちにPayPayとKyash側で完了していなかった決済に関する履歴が通知されました。
まずPayPay側はこちら。
次にKyash側はこちら。
ここまでで分かることは店頭では支払いが失敗したように見えていたものが、実際は決済処理が走っていた。
ただし、その処理が完了までたどり着かず、キャンセル処理が走った…ということでしょうか。
一方、ここからはKyash側の処理によるものなのですが、クレジットカード自体への決済は取り消されないままでした。
ただし、この決済額に相当する金額はKyashに残高として入金された形となっており、差し引きとしては問題なく、取られすぎた!ということもありません。
多段決済の場合にはキャンセル処理の癖に要注意
今後気をつけたい点としては、Kyashに限らずかもしれませんが、多段決済時の支払いでキャンセル処理を行なった場合、必ずしも最後の紐付いているクレジットカードに対してもキャンセル処理が走るかは間に入っているサービス次第といったところでしょうか。
Kyashの場合、今回と同様の処理が入るのであれば、キャンセルした支払い金額はKyash残高に組み入れられる形になります。
このため、差し引きでは損することはないものの、自動チャージ先のクレジットカード側で決済は進んでしまうため、銀行口座から現金が引き落とされる点は要注意かなとは思いました(とは言え、Kyashの1ヶ月の利用限度は12万円なので天井はありますが)
一方、PayPayとしては今後、「3Dセキュア(本人認証サービス)」の対応を予定しています。
Kyash側では現状対応しておらず、3Dセキュアの対応が始まった段階でPayPayとクレジットカードの間にKyashを挟んだ3重取りの構図は終わりを迎えるかもしれません。