其処彼処 -そこかしこ-

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【読了】ジェーン・スー「私がオバさんになったよ」

ジェーン・スーさんの対談集。対談相手は登場順に、光浦靖子さん、山内マリコさん、中野信子さん、田中俊之さん、海野つなみさん、宇多丸さん、酒井順子さん、能町みね子さんの8人。

対談集ということで、対談相手がどういう人なのかを軽く調べてから読みすすめると、より理解が進みそう。

以下、Kindleでマーカーした部分から抜粋。

ジェーン:人間の想像力なんて、所詮それぞれの経験をベースにした 演繹 と帰納の繰り返しでしかないですもんね。

中野:同調圧力が高くなるのは、仲間意識を高めないと生き延びられないような、環境圧力が高くなる時。つまり、災害が起きたり、みんなで一丸となって働かないといけないような国家戦略があったりとか、そんな時代。そういう時代は、逸脱者にとって、最もつらい時代といえるかもしれない。

中野:考えるのが好きな人には、これからの時代は向いてると思う。価値がどんどん変わるので。相対化することに慣れていて、そこをうまく使えると楽しめると思う。

田中:生活に視点を落として物事を考えるのが往々にして男性は苦手。だからピンとこない>

田中:新しいものを次々に受け入れて、楽しく生きてるお父さんの姿をこれからもどんどん描いてください。それが定年退職後の男性の豊かな生き方としてモデルになるのではないかと期待しています。

海野:作品を描くことで自我は昇華されるんです。それ以外で「私を見てー」という気持ちがあまりないんです。

宇多丸:食えるようになるまで平然と実家でニート暮らしをしていたとか、それは経済的な余裕以前に、「自分は大丈夫」と基本思えるような精神的ベースを親が作ってくれていたからだよなって、最近特に思う。

酒井:異性のパートナーは必死になれば短期間でできる可能性はあるけど、心地よい友人というのは年月を経ないとできない。熟成が必要なものですね。

能町:一人暮らしの時は、スイッチ替えるために昼間に喫茶店とか行くんですけど、結局集中できなくて。深夜に家で少し集中できたかと思いきや、午前二時くらいから変なロスタイムみたいになって、寝ればいいのに仕事もせずツイッターをずっと見てたり。なんで自分はこうなんだとネガティブな気持ちのループに入り始めて、意味もなく二時間のロスタイムを消費して朝四時に寝る、みたいな感じでした。